・仏1・地蔵菩薩

   地蔵菩薩

 

◆地蔵菩薩の由来

 

・「地蔵菩薩」はサンスクリット語で

クシティガルバといます。

・クシティ=「大地」

・ガルバ=「胎内」「子宮」「蔵(モノをしまっておくところ)」

「地」の「蔵」・・・

つまり「大地を母胎とするもの」の意味になります。

大地のように広大な慈悲で救済するということから、名前がつきました。

 

 

 

地蔵菩薩は大地を司る菩薩なので、大地の産物である石で作られることが多いのです。

胎児や子供を守る仏様で有名ですが釈迦が他界した後弥勒菩薩が現れる迄の無仏になる間全ての物を救うといわれている菩薩です。

 

◆地蔵菩薩が持つ魔法のグッズ

<錫杖(しゃくじょう)>

右手で持つ杖は、地面を突いた時響く音で迷う人を目覚めさせ導きます。地蔵菩薩の持つ杖は、地面からエネルギーを、注ぎ、人間界の低い波動領域まで降りてきて下さっていることを表わします。

 

<宝珠>

宝珠は、仏教においては仏や仏の教えの象徴とされます。

災難を除き、濁水を清くするといわれ、どんな願いも思い通りになり、欲しいと思っている宝物を作り出すといわれています。

現世利益をもたらせてくれるものです。

宝珠は地蔵菩薩の他、虚空蔵菩薩、如意輪観音などの仏が持っています

◆六地蔵

お地蔵さんの石像を見ると、6体がセットで並んでいる場合があります。これを六地蔵と言い、地蔵菩薩が6体に分身するというエピソードに基づきます。

 

仏教には六道輪廻(りくどうりんね)という考えがあります。すべての生き物は六道のいずれかの世界に生まれ変わり、ループを繰り返すというものです。

 

六道の世界に生きる限り、煩悩や苦しみにとらわれます。そこで仏道に入り悟りを開くことで六道から解脱(げだつ)できるとされます。

 

その為、六地蔵は六道で生きるすべての生き物を救済するために6体に変化するのです。

地蔵菩薩はこの六道を回り、そこで「苦しむ衆生を救うまで仏(如来)にはならない‼」

と誓いを立てました。

このように、六道輪廻の思想から、あの世への旅立ちの場としての葬儀場や墓地に、地蔵尊が建てられました。

また、町はずれや辻という町の結界には、地蔵尊が守護神としてまつられているのを多く見かけます。

 

 

●六道輪廻とは

仏教の教えには十の世界があるのですが、悟りを得ていない俗っぽい世界を六道と呼ぶのです。悟れない、迷いばかり、間違いや罪ばかりの者たちはこの六道をグルグル巡り続けるのですが、これを六道輪廻と呼びます

【地獄界】

    最下層。罪を償わせるための世界です。

    色々な恐怖に苛まれ怯えている状態です。

【餓鬼界】

    地獄よりも上で、強欲に囚われた世界。

    物欲、金欲、色欲等、目先の楽しみや物事にとらわれてしまう弱い心を表します。

【畜生界】

    人間以外の動物となる世界です。

    本能、欲望のままに行動してしまう愚かな心を示しています。

【修羅界】

    終始戦い、争いのある世界。

    苦しみや怒りが絶えないが地獄のような場所ではなく、

    苦しみは自らに帰結するところが大きい世界です。

【人界】

    人間界です。、基本的には平常心を表します。

【天界】

    六道の最上位。 人が住まう世界です。

    天人は人間よりも優れた存在とされ、寿命は非常に長く、

    また苦しみも人間道に比べてほとんどないとされる。

    また、空を飛ぶことができ享楽のうちに生涯を過ごすといわれています。 

    しかしながらまだ煩悩から解き放たれておらず、修行中の状態。

 

 

◆子供を守る地蔵菩薩

地蔵菩薩は子供を守る仏とされています。そのため、幼い子供や胎児が亡くなった時、子供が成仏できるよう地蔵菩薩に願うようになりました。流産や中絶などによって亡くなった子供を水子(みずこ、すいじ)と言い、水子を供養する地蔵菩薩は水子地蔵と呼ばれます。

その為。 水子地蔵には赤いよだれかけを供える習慣が定着しました。

幼くして亡くなった子供は三途の川の河原で石を積み上げるとされます。親より早くなくなった罪の報いを受けるためです。親の供養のために石で塔を完成させると罪が許されますが、棟が完成する前に鬼に崩されてしまいます。最終的には地蔵菩薩によって救済されると信じられてきました。

 

●よだれかけと帽子が「赤色」の訳

赤色は、「魔よけ」の意味があり、

また、赤色は目立つ色でもあるので、地蔵菩薩が救いを求める子達に明光の如く目印になるように赤色の布が使われました。

 

◆地蔵菩薩の役割

 

・<苦しみを肩代わり>

地蔵菩薩は地獄で罰を受ける人々も救ってくれるため、人間の痛みや苦しみを肩代わりしてくれるという考えが生まれました。そのため、身代わり地蔵の信仰から首なし地蔵や足きり地蔵が作られるようになりました。

 

さらに過激な祈願の方法が行われるようになり、地蔵像をロープで縛ったり、池に沈めたり、人々の苦しみを代わりに受け止めているのです。

・<戦勝祈願>

甲冑(かっちゅう)などの武具を身に付けた地蔵菩薩があります。これを勝軍地蔵(しょうぐんじぞう)と呼び、勝負ごとにご利益があるとされています。矢が飛び交う戦場で地蔵菩薩が矢の身代わりとなり守ってくれたエピソードがあります。

 

 

◆閻魔大王は地蔵菩薩の化身

地蔵菩薩は様々な姿をとり、人々を救おうとします。

そのなかで地蔵菩薩は閻魔王に化身するのです。

地蔵菩薩と閻魔王は表裏一体で、閻魔王の本地仏が地蔵菩薩と伝えられています。

 

◆閻魔大王

閻魔様は焔魔羅社(ヤマラージャ)の音写で、

人間として初めて死後の世界を作ったと伝えられています。

そこで閻魔様は正義を守る法王となり、罪人を悟らせ、

悪を止める役割を担うことになったのです。

恐い顔の裏には、これ以上悪行を重ねてほしくない…との願いがあるのです。

さらに閻魔様は『浄玻璃の鏡』(じょうはりのかがみ)

というこの世の善行、悪行を写し出す鏡を持っています。

閻魔様の前では、このような不思議な道具によって嘘が見破られてしまうのです。

恐い閻魔様ですが、延命長寿を守る神仏とも伝えられています。

 

◆浄玻璃鏡(じょうはりのかがみ)とは、

。(浄玻璃とは水晶の意)

この鏡には、

地獄を守護する閻魔が亡者の裁判で、亡者の善悪の見極めに使用する水晶製の鏡です。

この鏡には亡者の生前の一挙手一投足が映し出されるため、いかなる隠し事もできません。

また、これで映し出されるのは亡者自身の人生のみならず、その人生が他人にどんな影響を及ぼしたか、またその者のことを他人がどんな風に考えていたか、悪い行い、ついた嘘もしくは、心に描いた悪い思い、その一つ一つが、映されていきます。

一説によればこの鏡は亡者を罰するためではなく、、

亡者に自分の罪を見せることで反省を促すためのものともいわれている。

 

 

 

◆マントラ(真言)

 

オン・カカカ・ビサンマエイ・ソワカ

 

マントラは3回又は7回唱得ると効果的です。

 

 

◆マントラの効果

・第一チャクラと第8チャクラ(足の裏)が活性化します。

・地に足が付きグランディングします。

・地球のエネルギーを吸収し生命力を与えます。

・不要なエネルギーを排出し新しいエネルギーを受け取れるようにします。

・赤血中のヘモグロビンの生成を助け造血効果を高めます。よって血流が良くなり

体内の機能が活性化します。

 

 

 

 

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